![]() | 「ファイアーエムブレム 紋章の謎」サウンドメモリアル (1994/02/18) 不明 商品詳細を見る |
SFCソフト「ファイアーエムブレム 紋章の謎」のサウンドトラック。
残念ながら全曲収録ではなく、ゲームにおいて第2部にあたる「紋章の謎」に使われた曲の収録のみです。
その代わり、7曲のアレンジを収録。
やはり、目玉はアレンジ7曲でしょう。
7曲の内の3曲がメインテーマという偏重ぶりだとか、
バイオリン演奏の戦闘曲とか、
ほとんど聴く機会のないラスボス曲をあえてアレンジしたりとか、
なかなか思い切ったアレンジが揃っています。
個人的には、
勝利直前にかかるBGM「勝利は我らに(B)」
敵を説得して仲間に引き入れる「出会いのテーマ(B)」
メドレーになってるエンディングの「エンディングメドレー」
がお気に入り。
ただ、やはり未収録な曲が多いのが残念。
「勝利は我らに」にしろ、「出会いのテーマ」にしろ、「勝利は我らに(A)」「出会いのテーマ(A)」の方が好きなんですけれど、これらは第1部「暗黒竜と光の剣」の曲なので未収録となっています。
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![]() | ファミコン 20th アニバーサリー オリジナルサウンド・トラックス VOL.3 (2004/04/21) ゲーム・ミュージック 商品詳細を見る |
ファミコン時代の任天堂主力作品が名を連ねた第1弾。
ジャレコ・アイレム・ハドソンのメジャー作品が名を連ねた第2弾。
そして、第3弾は、マイナーとまではいかないけれど、B級作品が勢揃い。
「新鬼ヶ島」「ドクターマリオ」「アトランチスの謎」「ルート16ターボ」「マドゥーラの翼」「マイティボンジャック」「ソロモンの鍵」「悪魔城ドラキュラ」「ジャイラス」「迷宮寺院ダババ」……あ、前言撤回。マイナーなのも結構入ってます。
しかしながら、当時のファミっ子たちには思い入れの深い作品が多数収録されています。
個人的には、100時間は聞いたマイティボンジャックのステージBGMが収録されているだけでも嬉しい。どれだけステージが進んでも変わらない頭から離れないあのBGMが収録されているだけでも。
ディスクシステムを持っていなかったので、ジャイラス・ダババあたりは全く聞いたことがなかったのですが、いい曲だ。
「チャラリー鼻から牛乳ー♪」の替え歌の元が「トッカータとフーガ ニ短調」ということもわかったし。
ファミコンサウンドを楽しむにはもってこいの作品。
ただ、マイナーぶりが半端ないので、初心者には第1弾・第2弾をおすすめします。第3弾はディープな方向け。
しかし、第3弾は、どうしてこんなにマイナー向けになったんだろう。
ナムコとかタイトーとかデータイーストとかあるじゃないのーー。とか思ったけれど……。
このアニバーサリーシリーズは、残念ながら第3弾でシリーズ完結してしまいましたが、第4弾、第5弾と続いて欲しかったという気持ちもあります。第3弾がこれだけマイナーなら、第4弾はどこまでマイナーになっていたんだろう……という期待から。
![]() | ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.2 (2004/03/24) ゲーム・ミュージック 商品詳細を見る |
ファミコン実機からの音楽を収録した「ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナルサウンドトラックス」シリーズの第2弾。
第1弾が任天堂オンリーだったのに対し、第2弾は、任天堂+アイレム+ハドソン+ジャレコの協力タッグ。
任天堂の主力作品は第1弾ですでに収録済みのため、第2弾の任天堂作品はしょぼいですが、アイレム・ジャレコ・ハドソンは初出のため、「スペランカー」「じゃじゃ丸くん」「シティコネクション」「スターソルジャー」「迷宮組曲」「チャレンジャー」「ヘクター'87」と豪華ラインナップです。
個人的にファミコンのBGMで最も好きな「迷宮組曲」の井戸のテーマ(正式タイトルは「城内BGM」)が収録されているので、それだけで大満足。理不尽な迷宮だった迷宮組曲を根気よくプレイできたのもこのBGMがあったからこそ。「ゲームは1日1時間」と高橋名人が訴えていた時代に1時間では到底クリア出来ないボリュームだった迷宮組曲を1時間縛りで毎日プレイしていたのもこのBGMがあったからこそ。
メジャーゲームが豊富すぎて「スクーン」が浮いてしまっていますが、スクーンもそれなりに有名なソフトだよ!他が有名すぎるだけで。
ファミコン世代を過ごしていた身としては、非常に満足いくラインナップ。個人的には超満足。
しかし、こういうレトロゲーム寄せ集めサントラはハドソンが独自に出してそうなのに、他社任せにするとか……珍しい。
![]() | 「実況おしゃべりパロディウス~フォーエヴァー・ウィズ・ミー~」オリジナル・ゲーム・サントラ (1996/12/21) ゲーム・ミュージック、金月真美 他 商品詳細を見る |
SS版・PS版実況おしゃべりパロディウスのサウンドトラック。
前作までは、クラシックの名曲アレンジメインでしたが、
今作は、コナミ作品の名曲アレンジメインになっています。
ついにクラッシクアレンジもネタ切れか……というわけではないです。
これはゲーム自体が「コナミの旧作ゲーム」のパロディメインになっているからで、必然的にそのパロディに合わせた選曲になると。
おかげで、コナミ作品曲のコミカルアレンジサントラとしても楽しめます。
一方で、
「ダッタン人の踊り」を「ときめきメモリアル」のキャラソングと混ぜたり、
「バッハのメヌエット」を「出たな!ツインビー」の曲と混ぜたり、
「ベンチャーズ」の曲を「がんばれゴエモン」の曲と混ぜたり、
「グラディウス」を和風アレンジしたり、
いろいろな試みもみられ、飽きさせません。
しかしながら、コナミの元ネタ作品の曲を知らないと、曲の魅力が半減してしまうのが難点といえば難点。
どうしてもクラシックよりは知名度が劣るからねぇ。
![]() | サ・ガ バトル楽曲集 (2011/01/01) ゲーム・ミュージック 商品詳細を見る |
2011年1月1日というお店泣かせの発売日に発売されたサウンドトラック。
タイトルの通りサガシリーズの戦闘曲から30曲をピックアップして収録したベストアルバムになっています。
サガ1~3、ロマサガ1~3、サガフロ1・2、アンサガ、ミンサガの全10タイトルから各3曲ずつが選ばれているため「あれが入ってない」「あれが入ってなんでこれが入っていないんだ」という意見もあるとは思いますが、割と納得なラインナップになっています。(サガ3以外)
もっとも、ベストアルバムなので、収録曲は各ゲームサントラに収録済みであって、各サントラを持っている人にとっては全く魅力がないと思います。
31曲目にシークレット曲があって、「これはきっと秘密のアレンジ曲に違いない!」と思って楽しみにしていたらサガ1の「Eat the meat」だったという……。なんじゃそりゃ!!
全体的なクオリティとしては非常に高いです。
元々バトル曲に定評のあるサガシリーズのベストアルバムなのですから、当然といえば当然。サガシリーズの全サントラを買うのはちょっと金銭的に……という方が、お試しサントラとして買うのが良いかもしれません。
ちなみに公式サイトでシークレット曲以外の30曲すべてが視聴できますのでご参考にどうぞ。
http://www.square-enix.co.jp/music/sem/page/saga_battle/
しかし、サガ3は不遇の扱いだね。
サガ3の収録曲「涙をこらえて」ってバトル曲なのか!? たしかに戦闘シーンでも使われてるけど、イベントバトルの曲じゃないか……。サガ3を知らない人にも「何この勢いのないバトル曲?こんなのサガじゃねぇよ!」と言われそうな内容。
そして、サガ3の曲の1曲のループが短すぎて、上記の公式サイトの30秒の視聴でも充分1曲聞くことが出来るという。
あと、公式サイトのプロモーションムービーでのサガ3もおかしい。 なんで主人公の名前「ハマチョン」なのさ。
![]() | サガ3時空の覇者 Shadow or Light オリジナル・サウンドトラック (2011/01/12) ゲーム・ミュージック 商品詳細を見る |
サガシリーズでおなじみの伊藤賢治と元々のサガ3の作曲担当をしていた笹井隆司のタッグで送るリメイク版「サガ3時空の覇者」のサウンドトラック。
なんといっても、注目は10数年ぶりにゲーム音楽業界に復帰した笹井隆司でしょう。長いブランクがあったわけですが、さて復帰第一弾の仕事はどんなもんだろう?お手並み拝見!と思いながら聴いてみたら………。
全く衰えていません。というか、ゲーム音楽を提供していた当時のまんまです。全くブランクを感じさせません。これはかなり安心しました。
かつて笹井隆司が担当していた「ルドラの秘宝」というゲームがあるのですが、その頃の笹井隆司そのものです。
あまりにもルドラすぎて、笹井隆司に惚れ込んだ人が「笹井隆司っぽさ」を追求して導き出したかのようなアレンジ。本人なのに。
前置きはこれくらいにして、楽曲の方に話を移すとします。
まずは、旧作であるゲームボーイ版サガ3に使われた曲のアレンジです。
旧作は、音源・容量共に制限された中で作られた音楽……ということで、非常にループが短い曲ばかりでした。1分足らずでループする曲とかザラ。
それが、今回は容量もたっぷり増えたDS、音源の制約もそれなりに解除されて本気のサガ3が味わえます。
まず、非常に短かったループにフレーズが追加されることで、それなりの長さになり、聴き応えが増しました。1ループが、30秒くらいの長さしか無かった曲が数分まで伸びてます。単純に伸ばしただけでなく、曲にあった伸ばし方をしているので、不自然さはありません。頭にすんなり入ってきます。
アレンジにあたってオリジナルの作曲をしていた笹井隆司には、「サガ3の楽曲の完全版を作るつもりで」と、注文が入ったそうですが、まさに完全版といえるでしょう。
音源も、DSで聴くとハードの制約上音質に難が出ていますが、サントラで聴けば全く別物。かなりのクオリティ。
そして、アレンジの方法ですが……。
まぁ、多少の賛否両論はあると思います。
ゲームボーイにあった重低音が活かされず軽くなってしまった曲(→「ラグナの宮殿」)や、かなりのアレンジで原曲が行方不明になってしまった曲(→「異次元の神々」)、アレンジによりイメージが変わってしまった曲(→「異次元のテーマ」)など、大幅なアレンジが施されることで原曲とはかけ離れてしまったので、それに対して賛否両論が出るのはやむを得ないことだと思います。
しかし、曲単品で批判的な意見は出ると思いますが、全体的なクオリティとしては肯定的に捉えても良いかと。
批判のやりどころとして真っ先に挙げられる「異次元のテーマ」はゲーム内での使いどころを考えれば「ぴったりなアレンジ」ですし、「異次元の神々」も元々パッとしなかった曲なのでこれくらいの大胆なアレンジもアリでしょう。やっぱりパッとしないけど。「ラグナの宮殿」は納得いかない。
一方で、よくなった曲もたくさんあります。
「戦!」「要塞」「ステスロス」「神戦」などは迫力が増しました。
「異郷の町」「聖なる遺跡」などは印象の薄さがなくなりました。
ナイスなアレンジです。
特に「神戦」はラスボス戦の曲ですが、新規追加されたフレーズが心を捉えます。いかにも「最終決戦!」というクサさがあります。
個人的には大好きです。このクサい戦闘曲!!
そして、新たに追加された楽曲。
新規追加された曲の大半が「バトル曲」という、サガらしい容量の分配。(旧作でのバトル曲数3曲→リメイクでのバトル曲数7曲)
この新規バトル曲の半分が伊藤賢治。半分が笹井隆司の担当となっています。
まず、伊藤賢治が担当している曲はいかにも最近のイトケンという感じで、サガシリーズっぽさが顕著に表れています。リメイクサガ2の時のまんま。リメイクサガ3がリメイクサガ2をベースに作られているので違和感がまったくありません。
一方で、笹井隆司の戦闘曲ですが……。
チクショーッ!好みすぎる。ツボを突きまくってる。
笹井バトル曲の1つ「真・神戦」。これは、前述の「神戦」の続きにあたる曲。アレンジ前の神戦のループがやたらと短い(30秒)ことを利用し、イントロに神戦の部分を使用。そこからオリジナルの曲になっています。これがハードなロックアレンジで、これぞ「笹井節」という感じになっています。この曲が使われるラスボス戦が盛り上がらないハズがない!!
そしてもう1つ「決意の狭間」。これは、イベント曲「時空の狭間」のアレンジになっています。忘れていたよ……笹井隆司が「フィールド曲をバトル曲としてアレンジするプロフェッショナル」だということを……。その忘れていた特徴を一気に思い出させてくれました。この笹井隆司は本物だ!!
非常に素晴らしい楽曲です。
レビューとしては「笹井隆司最高」ってことしか伝わらないかもしれませんが、概ねそのとおりです。
余談ですが、異郷の町が笹井隆司アレンジだったのが意外。伊藤賢治だとばかり……。こんなアレンジもできるなんて、単純に帰ってきただけじゃなくて、進化もしてるんだね、笹井隆司!!
![]() | 「ドラゴンクエスト」ゲーム音源大全集2 (2009/10/07) すぎやまこういち(音楽) 商品詳細を見る |
ドラゴンクエストゲーム音源大全集シリーズの第2弾。
第1弾がFC版、第3弾がPS版ということで、第2弾はSFC版ドラゴンクエストの音源を収録しています。
しかし、第1弾、第3弾と比べると見劣りします。
なぜならば、このサントラに収録されている曲に新録曲が全く無い。
第1弾には携帯ゲーム音源、第3弾にはGB版音源という、他のドラクエサントラには無いオリジナル要素があるというのに、第2弾にはそういうオリジナル要素がない。
全曲が過去のサントラからの再録な上、容量の都合上、ループ回数が減っています。DQ5なんてサウンドストーリー(効果音付きのメドレー)にされてるし。
まぁ、SFCで発売されたドラクエが一番多いので仕方ないです。
(FC→DQ1・2・3・4
SFC→DQ1・2・3・5・6
PS→DQ4・7)
結論を言うと、あえてこの大全集2を買う必要はないかと。
買うなら、SFCのオリジナル音源に加えて、オーケストラ版の収録されている交響組曲シリーズを単品で買おうぜ!
ということで。
満足度は低いですが、曲に不満があるわけではないです。収録の形が不満なだけです。
![]() | 勇者のくせになまいきだ:3D ジャイアント・リサイタル (2010/03/24) ゲーム・ミュージック 商品詳細を見る |
「しずちゃんのお風呂シーン」パロディで娘の入浴を覗く魔王様がジャケットとなった、勇者のくせになまいきだシリーズ第3弾のサントラ。
今回も、相変わらずノスタルジックな曲が満載。
「小学生向け楽器」や「素人による楽器演奏」も健在。
さすがに第3弾ともなるとマンネリするんじゃないか……とお思いの方もたくさんいらっしゃると思います。
しかし、心配ご無用!!
この勇者のくせになまいきだシリーズがそんな失態を犯すはずがありません。
同じパターンを続けながらも、第1弾・2弾に無かった弦楽器を取り入れるという新たな一面を開拓。
メインはやはり、リコーダーやピアニカですが、弦楽器が加わって、一気におしゃれで迫力のある曲になりました。
「バイオリン」や「チェロ」などの弦楽器は「小学生の楽器」ではありませんが、「子供の演奏に大人のサポートが加わる」というコンセプトらしいです。
でもやっぱり、スタッフに弦楽器の経験者はいなかったらしく、今回も素人の演奏の域は抜けられていません。
しかし、元々の曲が素晴らしいのもあって、全く不満はありません。むしろ、逆に味があって良いんです。
お気に入りは、「ダンジョンは上々だ」「みんなで喜んだのに」「悪のトライアングル」「ファイナル・ギャザリング!」
なお、おまけで「8ビットアレジメドレー」が収録。
もし「勇者のくせになまいきだ」がファミコンで発売されていたら…?
みたいなアレンジメドレーになっています。おまけにするには勿体無い!というか全曲をこれでアレンジして聴いてみたい!
![]() | 勇者のくせになまいきだ。1&2 ジャイアント・リサイタル (2008/11/26) ゲーム・ミュージック 商品詳細を見る |
「勇者のくせになまいきだ。」と「勇者のくせになまいきだor2」と2作品のサウンドトラック。
一言で言えばノスタルジック。
しかし、なんでこんなに懐かしさを感じるのか……。リコーダーやピアニカのような小学生が使う楽器がメインになっているというのもありますが……。
なんと、このゲームを演奏しているのはプロの演奏家でもなんでもなく、サウンドのスタッフ。
普段キーボードで楽曲を打ち込んだり、ギター演奏をしているような面々が、全くの素人たるリコーダーや木琴などで演奏するわけです。
それなりに練習をこなしても、やはり時間の制限もありますし、その道のプロではないので「頑張って上手に演奏しました」というレベルにしか仕上がっていません。
だが、その拙さが逆に、心をくすぐるのです。
「息子たちが一生懸命練習した演奏を学芸会で発表している」かのような………。
もっとも、実際はみなさん楽器のプロではなくても、音楽のプロではあるわけで、音感やリズムは完璧ですし、クオリティは高いですけれどね。
演奏技術のヘタウマ感を除いて、楽曲単品で見てもクオリティは高いです。
この曲あってこその「勇者のくせになまいきだ」と言っても過言ではありません。
この曲やゲーム本編の「可愛らしいグラフィック」と「コメディタッチなノリ」があるおかげで、すっげぇ残酷でダークなはずのゲーム内容を、あっさり控えめにしてくれているわけですね。いい曲だ。
お気に入りは、「すべてのはじまり」「おだやかな夕暮れのダンジョン」「ニジリゴケは夏色」「マオウさんは愉快だな」
![]() | 新約 聖剣伝説 プレミアム サウンドトラック (2004/10/20) ゲーム・ミュージック 商品詳細を見る |
ゲームではなく、ゲームのサウンドトラックのレビューです。
新約聖剣伝説プレイ中に思わず買ってしまった一品。
リメイク元である、ファイナルファンタジー外伝聖剣伝説とイメージががらっと変わった新約聖剣伝説だけに、音楽のイメージもがらっと変わってます。
作曲の伊藤賢治氏自体が、過去の作品とは別物だと思ってイメージを一新して作曲しているということで、無理も無い話ですが。
以下、GB版FF外伝との比較をメインにレビュー。
個人的にマイナスイメージを感じた曲
・戦場を駆ける/聖剣を求めて
GBよりなんか勇ましさが欠けている気が…。
まぁ、全体的にポップなカラーが使われているので、それに合わせていると思えば納得。
でも、旧作ファンには物足りないものがあります。
聖剣を求めるようになる前から「聖剣を求めて」の曲がかかっちゃうしね。
・戦闘1 ~勝利を信じて~
イントロが伸びてサビが削減。
なんか旧作をプレイした人間からすると、「あれ? ここでループしちゃうの~?」と拍子抜けしてしまいます。てか、ボスが弱くて、ただでさえ曲が聴ける時間が短いのにイントロが長いってのはどうかと。いつもイントロが流れている間の時間だけでボスを倒してしまうだけれども。
てか、これはバランスの問題か…。
以下、かっこよくなったと思う曲。
・戦闘2 ~勇気と誇りを胸に~
イントロが追加されたけれど、この追加は大いにアリ。迫力が増しました。ただ、この曲が流れるボスであるところのシャドウナイト様がGBより、かなり弱体化してるんで、曲に押され気味なのがなんとも…。誰もいないところで剣を振ったりとか、障害物にはまって近づいてこれなくなるとか…。なんか曲が空回りしている気がしないでもない。
・最後の決戦
屈指の名曲。
GBの音源をGBAの音源に変えるだけ。というシンプルなアレンジが逆に絶妙なアレンジになっています。なんか、単にGB版の曲が良かったってことを改めて言ってるような気がしないでもない。
戦闘曲とフィールドの曲の話ばっかりになってしまいましたが、僕がこれらの曲が好きなので致し方ないです。
総括して言うと、GBAで音源が豊かになったからといって、GB版を愛好していた方に受け入れられるかというとそうでもないかもしれません。ということで。