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ゲームや漫画やゲームサントラのレビューのようなものの寄せ集めブログです。
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Symphonic Fantasies-music from SQUARE ENIX/スクウェア・エニックス ゲーム音楽コンサートSymphonic Fantasies-music from SQUARE ENIX/スクウェア・エニックス ゲーム音楽コンサート
(2010/09/15)
ゲーム・ミュージック

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2009年9月にドイツで開催された「SQUARE ENIX ゲーム音楽コンサート」の演奏曲を収録。
ってことなんですが、スクウェア成分だけで、エニックス成分は全く無かったりします


収録曲は、
オリジナルファンファーレ
キングダムハーツシリーズメドレー
聖剣伝説2メドレー
クロノトリガー&クロノクロスメドレー
ファイナルファンタジーシリーズメドレー
の5つ。

スクウェアの代表的な作品のオーケストラアレンジが味わえます。
その中でも注目は「聖剣伝説2」でしょう。
今の時代になって聖剣伝説2を持ってくるところが憎い
アプリに移植されているとはいえ、ほぼレトロゲームの域に達している聖剣伝説2を採用してくれるなんて。メドレーアレンジしてくれるなんて!!感涙!!
まぁ、選曲が微妙だったりしますけれど
「天使の怖れ」「少年は荒野をめざす」あたりは良いのですが、「呪術師」をオーケストラアレンジしてどうするんだ……「呪術師」のあの怪しさがどっかに消えてしまいました。新しいアレンジ…と思えば良いのかもしれませんが、この曲オーケストラにすると冴えない曲になっちゃうのね。
どうして「子午線の祀り」を採用しなかったんだ!
と思ったら、実際のコンサートでは演奏されていたようですが、このCDには未収録になっている様子。勿体ない。

そして、クロノトリガー・クロスメドレー。
「時の傷痕」「クロノトリガー」「やすらぎの彼方」など、これだ!という曲はもちろん、「魔王決戦」が収録されています。この「魔王決戦」のイントロの部分が迫力あって雰囲気があります。良アレンジ。イントロで力尽きている感じがしないでもないですが。「カエルのテーマ」もなかなか良い感じ。
メドレーの最後を締める「時の傷痕」+「クロノトリガー」のミックスアレンジも雰囲気が出ています。CD収録のアレンジメドレーの中では一番出来が良いです。

ファイナルファンタジーメドレーは、FF6の「迷いの森」に注目しましょう。
人気曲の中にポツンと混じったマイナー曲
しかし、これがオーケストラアレンジに合ってる。
「人気曲だからオーケストラアレンジしてみよう」という曲が多い中で、「オーケストラアレンジに合いそうだから採用しよう」という曲という印象を受けました。
合唱団つき「闘う者達」「ビッグブリッヂの死闘」「爆破ミッション」も聴きどころ。


なかなかのオーケストラアレンジだと思います。
しかし、聴けば聴くほど「生で聴ければ……」という想いが募るばかりで切ない
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More SQMore SQ
(2011/03/02)
オムニバス

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「Chill SQ」「Love SQ」に続く、スクウェア作品のオムニバスアレンジアルバムの第3作目。


さすがにネタ切れか…?FFのメインテーマが2種類も収録されてるし
いや、そんなことはなかったぜ!過去2作よりもバラエティが豊かじゃないか。


では、いくつか曲のレビューを。

1.ファイナルファンタジー メインテーマ
  ふかわりょうもといROCKETMAN
メインテーマのおしゃれアレンジ。
軽快でサントラの1曲目としてもなかなかいい位置づけなのではないでしょうか。
ただ、ありがちなアレンジといえばありがち
アルバムの最初と曲として、踏み台になっているわけです
さすがふかわ。立場をわきまえています

2.ファイナルファンタジー5 メインテーマ
  JABBERLOOP
FF5メインテーマのジャズアレンジ。絶妙アレンジ。
ジャズとメインテーマの相性もいいし、アレンジの仕方も旨い。
ひっそりと、プレリュードやバトル1やビッグブリッヂが混じっているところもウメー
このアレンジアルバムの中で最も光る1曲
いや、「Love SQ」「Chill SQ」というこのアレンジシリーズの中でも1番かもしれません。

4.クロノトリガー 風の憧憬
  →Pia-no-jaC←
風の憧憬のピアノアレンジが失敗するはずがない
意外なアップテンポな曲調に驚かされましたが、新たな一面を見出したと思います。

7.ライブアライブ メガロマニア
  Idiot Pop
軽やかなアレンジ。
原曲がロックな曲だったのでイメージがガラっと変わりました。
新しい!でも、なんか勿体無い

8.クロノ・トリガー 世界変革の時
  ELECTROCUTICA
アレンジうんぬん以前に、「世界変革の時」を選んだチョイスが神がかっています
おとなしめなアレンジで、最初聞いたときはイマイチかな……と思っていましたが、聴くたびにじわじわ来ます

9.ファイナルファンタジー8 The Extreme
   mouse on the keys
これもまた神チョイス。
ただ、ピアノとドラムがメインのアレンジなので、原曲の激しさがなくなっちゃいました。綺麗なことは綺麗なんですけれどね。

10.ファイナルファンタジー6 仲間を求めて
   SPECIAL OTHERS
アコギアレンジ。あざといけれど、これは良い。情緒がある。

12.ファイナルファンタジー9 Melodies of Life
   畠山美由紀 meets 平戸祐介トリオ
んー。悪くはありませんが、原曲に近いアレンジ、原曲と同じような歌い方なので、どうしても本家の白鳥英美子と比べてしまいます
そして、やはり本家のほうが優秀に思えてしまいます。このアレンジでは涙が出ないなぁ。

13.ファイナルファンタジー メインテーマ
   栗コーダーカルテット
リコーダーによる、しんみりするメインテーマアレンジ。癒されるね。


結論
バトル曲アレンジは、全体的に勢いがなくなっているので好みの分かれるところ
フィールド曲は、原曲のイメージが活かされてる
メインテーマや主題歌は、そこそこ
EXIT TRANCE PRESENTS ファミトランスEXEXIT TRANCE PRESENTS ファミトランスEX
(2009/11/04)
オムニバス、Starving Trancer feat.R.Cena 他

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ファミトランスのファミはファミコンのファミ。
ということで、ゲームミュージックをトランスアレンジしたサントラです。


どの曲もアップテンポで疾走感があり、いかにも「トランス」という感じではあります
しかし、選曲がちと微妙
「ファミトランスなんだから、きっとファミコン達の名曲をトランスアレンジしたんだろうなぁ。いや、もしかしたらピコピコサウンドを使ってファミコン風トランスアレンジなのかも?
なんて期待していたのですが、実際はどちらでもなく「ファミ」なところはほとんどありません。もちろんファミコンの曲もありますが、大半はプレステ~プレステ2の時代の曲。ここで言う「ファミ」は、ゲームに疎い母親がゲーム機すべてをファミコンと呼ぶ、その感覚と同じなのです

更に言うと、選曲にかなり偏りがあります。「LOVE SONG探して」や「Melodies of Life」「檄!帝国華劇団」「グーニーズはグッドイナフ」「ピクミンのテーマ」など、ゲーム曲の中でもボーカル曲がほとんど。そしてトランスアレンジもボーカルつき。
これでは「ゲーム曲のアレンジ」という感じがしません。
確かに「グーニーズはグッドイナフ」のトランスアレンジとかすごく良いけど、これシンディ・ローパーの曲のアレンジであって、ゲームのグーニーズは関係ないといえば関係ない
ゲームのアレンジとは違うんだよな……という印象です。
クロノクロスの「時の傷跡」を選んだのは良かったけれど、なんかトランスにあってないし


ゲームサウンドをトランスアレンジで!というコンセプトに間違いはなかったと思います。
ただ、アレンジする曲を間違っている……という気がします。
もっとも、これは僕がゲームに比重を置いているからであって、トランス好きな人からしたら「ボーカル曲じゃないゲーム曲なんてマイナーすぎてわかんねぇよ!」ってことなのかしらん?
ファイナルファンタジーVII リユニオントラックスファイナルファンタジーVII リユニオントラックス
(2005/02/23)
ゲーム・ミュージック

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FF7のアレンジサントラ


「先生!!すいません、このFF7リユニオンとラックスなんですが、全19曲中、アレンジ曲は3曲あるのですが、残りの16曲すべてが、FF7オリジナルサウンドトラックに収録済みのものばかりなんですけれど、これは正しい販売方法なのでしょうか?」
「何を言うんだね、アレンジ3曲は、どれも屈指の出来栄え。そして残りの16曲もFF7のサントラから厳選して選び抜いた名曲ぞろい!!
 いわばベストアルバム!
 ベストアルバムにアレンジ曲が3つもついてくるんだ。お得じゃないか。」
「でも、普通、ゲームサントラは、ファンやマニアが買うものです。リユニオンとラックスを買うような人の半分以上は、FF7のオリジナルサウンドトラックを購入済みかと思われます
 それに、ベストアルバムなんて言われたら、FF7のオリジナルサントラに入っている曲でリユニオントラックス収録分(16+3曲)を除いた曲は価値がないってことですか??
「普通のCDを考えて御覧なさい。
 両A面のシングルだって、1000円くらい。
 1曲500円なんだ。
 つまり3曲で1500円。そのCDにおまけとして、ほかのFF7の曲がついてきたと思えばいいんだよ。これで2000円なら安いものだろう?」
「わかりました。つまりは、『あこぎな売り方しているなぁ、スクウェアは。』ってことですね。」
「いや、そういうわけでは…、あぁ、無念、弁解するスペースが無
交響組曲「ドラゴンクエスト」ライブ・ベスト-音楽の宝箱-交響組曲「ドラゴンクエスト」ライブ・ベスト-音楽の宝箱-
(2009/10/07)
東京交響楽団 すぎやまこういち

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ドラゴンクエストライブベスト という名の通り、かつて開催されたドラゴンクエストのコンサートの演奏を収録したアルバムです。
ドラクエ6発売前のコンサートのため、収録曲はドラクエ1~5のみになっております。


なお、コンサートで演奏された曲が全て収録されたわけではなく、その中から選りすぐって収録されたそうです

うわー!聴きに行きたかったよ!
生だと、さぞかし迫力があっただろうし、未収録の曲も全て聴けただろうし!


で、このライブアルバムについてですが、
正直、音質が残念です。ライブコンサートの演奏をそのまま収録ということもあり、従来の「交響組曲」シリーズよりも音質が劣っています
そりゃあ、観客のための演奏の収録と、CD収録のための演奏の収録なら、CD収録のための方が勝って当たり前。

結論。このアルバムを買うよりも、交響組曲のサントラを買った方が良い
まぁ、CD1枚でドラクエ1~5の曲がまとめて聴けるというのは利点かもしれませんが、未収録の名曲も多いですし、その目的で買うにしても「交響組曲ベスト」を買った方が良い。

妄想力のたくましい人は、自分がコンサート会場に行ったつもりで聴くという荒業も可能かもしれませんが。 
クリスマス・コレクションズ music from SQUARE ENIXクリスマス・コレクションズ music from SQUARE ENIX
(2010/11/24)
ゲーム・ミュージック

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あえて新年そうそうにクリスマスの話題を。


最初、このアレンジアルバムの存在を知ったときは、

「どうせ、しゃんしゃんしゃん…と鈴の音を入れたり、ゴーン…って教会の鐘の音を入れたりするだけでしょ?」

なんて思ってました。

「どうせ、絶版状態で聴くことができなかった『チョコボのハッピークリスマス』(チョコボの不思議なダンジョンのサントラにボーナストラックとして収録)の再録を釣りエサに買わせるんでしょ?」

なんて思ってました。

で、実際に聴いた時も、あぁ、やっぱりこんなアレンジだよなぁ。
予想通り。予想通り。予想通り。
悪くはないけれど、ひねりがないようなぁ

なんて思ってました。

そしてやってきた5曲目。クロノトリガーの「風の憧憬 X'mas Edit」

まぁ、これも、お決まりのクリスマス楽器でのアレンジなんだろうな。

なんて思ってました。



♪♪♪~


!?

おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーー!!!

鳥肌鳥肌鳥肌鳥肌!

なんという鳥肌アレンジ!

アコースティックなアレンジは「風の憧憬」にぴったり。
元々良い曲だった「風の憧憬」ですが、それが数倍昇華されてます
心に染み渡る素晴らしい曲になりました。
それまでの不満がこの1曲でふっとびました

このアレンジアルバムは、この1曲のためにあると言っても過言ではありません

それほどこのアレンジは素晴らしいのです。
この曲におまけで6曲がついてくると思っていいと思います。



まぁこの「風の憧憬」、クリスマスっぽさは全然ないんですけどね
Chill SQChill SQ
(2010/05/26)
オムニバス

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90年代のスクウェア黄金期。そのゲームを支えてきた名曲たち。
その名曲をピックアップしてアレンジしたSQシリーズ第2弾。


前作は、FF+クロノトリガーという感じでしたが、
今作ではFFをメインに、FF外伝聖剣伝説やライブアライブ、フロントミッションなどもとりそろえています
今回のテーマはゆるくてメロウでグルーヴィーということで、癒し系アレンジが盛りだくさん
元の曲が神曲だらけで、無難なアレンジにするだけで売れるというのに、斬新なアレンジを施しまくっているアグレッシブなアレンジサントラになっています。

1曲目の「聖剣伝説メドレー」は、ありきたりなピアノアレンジかな…と思いきや、途中の「果てしなき戦場」からアコースティックなアレンジに切り替わり、心地良いメドレーになっています。聖剣伝説の曲とアコースティックアレンジの相性の良さは、聖剣伝説のアレンジアルバム「想いは調べにのせて」で折込済みなので、定番なアレンジだとは思いますが、それがいい
で、2曲目の「愛のテーマ」あたりからアレンジ色が強まり、「魔界塔士サガ メインテーマ」「フロントミッション Within living Memory... 」「ライブアライブ WARM a LIVE~LIVE OVER AGAIN」と、かなりのアレンジ。このあたりは意見が分かれそうなところではあります。
個人的には、隠れた名曲をピックアップしてくれたあたりは評価されてもいいと思うのですが、大胆なアレンジはメジャーな曲にこそやって欲しいというか、隠れた名曲を大胆アレンジしても元の曲のイメージが余り無いので印象が薄いというか
アップテンポなボーカルアレンジされた「FF6 アリア」は面白い。
「FF5 親愛なる友へ」は散々アレンジされ尽くした曲で今更目新しさもありませんが、原曲重視なので落ち着いて効いていられます。

試みとしては面白いと思いますが、万人向けとは言い難いところがあります。次回作はもっとメジャーな曲を集めるか、隠れた名曲の原曲重視アレンジが聞きたいなぁ。
交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ・・・交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ・・・
(2009/10/07)
NHK交響楽団 すぎやまこういち

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NHK交響楽団によるオーケストラアレンジされたのドラゴンクエスト3のサントラ。
ドラクエではお馴染みのアレンジです。

 
ドラクエ3といえば、もうなんといっても「勇者の挑戦」
ラスボス戦の曲。
ゲーム史上初と言われている「プレイヤーサイドに視点を置いたラスボス戦闘曲」です
それまでのラスボス戦闘曲といえば、ラスボスの恐ろしさを表現したようなおどろおどろしい曲でした。
しかし、このドラクエ3では、曲を勇者側の視点におき、果敢にラスボスに挑む勇者をイメージするような曲になっています
まさに音楽から勇者を、プレイヤーを援護してくれます
 
そして、初というだけではありません。
初にして、至高の完成度です。

  
しかし、大成功を収めたにも関わらず、何故かその後のドラクエシリーズのラスボス戦闘曲が、勇者サイドではなく再びラスボスサイドに視点を置いたラスボス戦闘曲ばかりになってしまうのですが…。 



また、忘れてはならないのがフィールド曲の「冒険の旅」
元々、心強く勇ましいフィールド曲として名曲と言われていますが、アレンジされて、オーケストラ版ではイントロが追加されて迫力が増してます


 
優雅な城の曲「王宮のロンド」、それよりも優雅な船の曲「海を越えて」
ファミコンサウンドからは想像もつかないほど進化を遂げた「鎮魂歌」
美しさ際立つ「おおぞらを飛ぶ」、そしてゲームのサブタイトルが曲名に付いたエンディング曲「そして伝説へ」
などなど名曲・名アレンジ目白押し

ドラゴンクエストシリーズで最も人気があるといわれているドラゴンクエスト3。そのサウンドもシリーズで最高の完成度だったと思わせてくれます
PIANO COLLECTIONS/FINAL FANTASY VIIPIANO COLLECTIONS/FINAL FANTASY VII
(2004/05/19)
ゲームミュージック植松伸夫

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長い年月を経てようやく発売されたFF7のピアノコレクションズ。


過去のFFシリーズのピアノコレクションズと比べて段違いにクオリティが高く感じるのは、FF7がPSで発売されたゲームだからか、発売日が新しいからなのか分かりませんが、とにかくFF4~6よりずっと良いです。
特に選曲がかなり良い感じです。
ピアノに合う曲が豊富で。

ただ、何故か戦闘曲にやたらとこだわっていて、13曲中3曲が戦闘曲という、何?この戦闘曲率の高さ。
おそらくはどこまであの激しいバトル曲をピアノで再現できるかに挑んだに違いありません
「J-E-N-O-V-A」とか「片翼の天使」とか、もう凄いというか凄まじいというかなんというか………頑張りすぎ。一心不乱に鍵盤を弾くピアニストの姿が頭によぎります。


ともあれ、間違いなく聴く価値があります。
もっとも、聞く人によってその価値の捉え方は違うと思いますが。
Love SQLove SQ
(2009/11/25)
オムニバス

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SFC時代のスクウェア好きに送るスクウェア名曲アレンジサントラ。


なんといっても、「ファイナルファンタジー」「クロノトリガー」「ロマンシングサガ」など、30歳前後のSFC世代にズバッとはまった選曲が魅力です。この頃のスクウェアミュージックが神がかっていたのは、周知の事実。で、その黄金時代の名曲を使うわけですから、選曲に間違いがあるはずがありません

そして、その名曲を元にしたアレンジですから、外れるはずがありませ………。あれ?そうでもないかな?


このアレンジサントラは、様々なアレンジャーが参加していて、
そのアレンジ方法もジャズアレンジやチップチューンアレンジ、ピアノアレンジなど、様々。
曲ごとに違った特徴があるわけですが、共通していることがあります。それは、どれも大胆なアレンジが成されているということ。
それが吉と出ているものもあれば、逆もまたしかり

やはり、元が名曲なだけに、原曲重視のアレンジの方が安定感があります。
ジャズアレンジの「ファイナルファンタジー メインテーマ」
テクノアレンジの「ファイナルファンタジー3 悠久の風」
チップチューンアレンジの「クロノトリガー 遥かなる時の中で」

あたりは安心して聴けます。

チップチューンアレンジ「クロノトリガー カエルのテーマ~戦闘勝利」
ピアノアレンジの「ファイナルファンタジー ビッグブリッヂ~妖星乱舞~片翼の天使」

あたりは、リミックス具合が激しいけれど、逆にそれが持ち味になってる

「ロマシングサガ」「クロノトリガー メインテーマ」「聖剣伝説LOM」あたりは、アレンジが激しいところもあり、好みが分かれそう。

まぁ、元々名曲だらけなので、それをアレンジするのは至難の業。
どれだけ良アレンジしても「元の曲のほうが良かった」という意見はついてまわる物です。
むしろ、アレンジのタイプが多すぎる方が問題かなぁと。
「このタイプのアレンジが好きだから買おう」「このタイプのアレンジが苦手だから買わないでおこう」みたいな選択肢が取れませんから。
個人的には半分以上は好みのアレンジだったので「まぁ良し」みたいな感じです。

「このアレンジは良アレンジだから聴いて欲しい!(上記のFF/クロノのアレンジ)」ってのもありますが、それで元が取れるほどではないですし、それ以外が保証しかねるので、「これは買い」とは言い難いアレンジサントラです。
サイトで一度視聴してみるのが一番かも。
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