fc2ブログ
ゲームや漫画やゲームサントラのレビューのようなものの寄せ集めブログです。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | Page Top↑
[タグ未指定]
風来のシレン2 公式ファンブック ビックリの壷風来のシレン2 公式ファンブック ビックリの壷
(2001/05)
チュンソフト

商品詳細を見る


風来のシレン2の公式ファンブック。
ファンブックなので、攻略よりはイラストだとか設定の解説・フォローなどがメインになっています。
攻略目当てに買うと役にたたないのでご注意を


それにしても、ファンブック、ガイドブックを多数出版しているチュンソフトなので、このファンブックもなかなかの完成度
ファンブックに必須な「ファンからの愛情」が過剰なほど伝わってきますし、小ネタも利いてる。制作秘話も満載。「話の種」全メッセージ集、「ンドゥバ1歳」~「ンドゥバ99歳」の全ンドゥバ説明メッセージ集など、ゲーム中で読もうとするのが至難の業な記事もあって読み応え十分です。

でも、ファンからの投稿コーナーは、微妙だったかな……。
ファンからの投稿によるシレン4コマとかも、「ドラクエ4コママンガ劇場番外編」に比べるとイマイチ。単なるファンと漫画家を目指す方々とを一緒にするのは間違いかもしれないけれど
「ファンから32ページの大作マンガが送られてきた!」なんて大々的に取り上げられてますが、それただの同人誌じゃん

あと、もう1個微妙だったのが、オリジナルのフェイの問題。
要するに、「紙に書かれたフェイの問題」なのですが、
紙上で解くので、コンピューターの処理部分をプレイヤーに委ねるというむちゃくちゃな代物になっています
コンピューターの思考回路やダメージ計算があってこそのフェイの問題ですよ。
詰め将棋やなぞぷよとはワケが違います。
問題の難易度が大したことないのがせめてもの救い
普通なら、敵の動きやダメージの完璧な把握が前提となっているので、相当の上級者向けになると思います。



そういうことも含めて、シレンマニア向けのファンブックです。にわかファンはお断り!
そもそもマニアじゃない人が買うとは思いませんが。
スポンサーサイト



桃太郎秘伝 ゲームデザイナー入門  [マーケットプレイス コミックセット]桃太郎秘伝 ゲームデザイナー入門 [マーケットプレイス コミックセット]
()
さくま あきら&桃太郎チーム

商品詳細を見る


昔、「さくまあきら」氏が「桃太郎秘伝 ゲームデザイナー入門」という本を書いておりました。
この本のイラストは、「サッカー人気にあやかって始まったのに、全1巻で打ち切られた」というジャンプ連載打ち切り経歴が、まるっきりキユ先生と同じ「やぶのてんや」氏です。


で、この桃太郎秘伝という本は、さくまあきらが、自身の製作したRPG・桃太郎伝説を引き合いにして、RPGの作り方を解説していくという、作品です。

当時は、RPGツクールのようなものもなく、(この本の発売が1991年 RPGツクールの走り「dante98」の発売は1992年)
いったい、誰に向けて書いているのか、あまり分かりませんでした

最初は、さくまあきらがヒットしたRPGの自慢話をしているのかと思いましたが、とりあえず、「将来、RPGを作るぞ!と、熱望しているゲームデザイナー志望の方」とか、「俺、パソコンでプログラム組んで、自作するよ! という方」とかに向けた本だと解釈しましょう。



しかし、あくまで、それは当時の話です。RPGがツールなどで手軽に作れる、今となっては、(さくまあきら独特の)RPG製作の心構えみたいなのがたくさんあって、参考になる部分も多々あります。

「町の宿屋はプレイヤーがもっとも立ち寄る回数が多い場所! 町に入ってすぐの場所に作るべし!」とか、
「町から外に出る出口は多い方が、ユーザーの立場にたっている!」とか、
「ダンジョンの行き止まりはプレイヤーをがっかりさせるので、必ず宝箱を置く!」とか。

ある意味、他のRPGの非難ですが、納得する部分も多いものでした。
RPGを作る人には参考になったかもしれません。


RPGを作る方は今からでも、古本屋あたりを探して参考にしてみると良いかもしれません。
鵜呑みにしろとまでは言わないまでも。



この本を読むと、次の感想に分かれると思います。

A・さくまあきらスゲー! あんたえらいよ!

B・さくまあきらムカツク! 何自慢してんだよ!

C・やぶのてんや! コピー使いすぎ!
ゲームセンターCX3ゲームセンターCX3
(2007/02/01)
有野 晋哉

商品詳細を見る



CSで放送中のゲームセンターCX。
単行本化の第三弾。


以前の2冊が、番組内容をそのまま本にしただけで、番組を視聴済みの人にはまったく楽しめなかった番組本であったのに対し、今作は、番組の舞台裏やドキュメンタリーがメインになっていて、番組を見た人にも楽しめる……むしろ、番組を見た人のほうが楽しめる……そんな内容になっています
逆に言えば番組を見たことがない人は、置いてけぼりかもしれませんが。

一応、番組内容の解説として、「ゲームセンターCX大百科」というタイトルの用語集が用意されており、番組を見たことがない人にも楽しめる部分は用意されていますが、
やはり、メインの製作舞台裏や、テレビの内容を元にした四コマ漫画、スタッフの内輪な話などは、番組を見ていないと何のことかさっぱりわからないでしょう

ということで、番組を見た人にのみお勧めの本です
番組を見たことがなければ、まず、番組本の第1弾、第2弾や、DVD1~3を見てからにしたほうがよいかと思われます。


余談ですが「どこからも漫画家のオファーがなかったので、自分の番組本内で、漫画化しました」というのは自費出版に通じるものがあると思うのですが……。
ゲームセンターCX 2ゲームセンターCX 2
(2006/06/01)
有野 晋哉

商品詳細を見る


ゲームセンターCXの番組本第2弾。


番組内で人気……というかメインの「有野の挑戦」を活字で書き起こして掲載しています
が、映像を観ている時にある臨場感や、息を呑むプレイ、懐かしの音楽などが、活字になるとすべて無くなってしまうだけに、この本の存在に意味があるのかどうか
しかも、カラーページが少ない
ゲーム画面も掲載されていますが、小さい上に半分がモノクロ
こんなところで制作費をケチってどうする

番組を観ていた人には何の面白味もなく、番組を見ていない人にもお勧めし兼ねます。正直、この本を買うお金があったら、DVDを買う資金の一部にでも充てたらどうでしょう?
とか思うのですが、やっぱり番組のファンなら買ってしまうんでしょうね……
というか既に買っていると思うのです


一応、巻末にスタッフ座談会が掲載されています。
これは裏話満載で、内輪ネタも豊富で、番組を視聴済みの方でも楽しめるのではないでしょうか?
ただやっぱり、この数ページに1260円払うのはコストパフォーマンスが悪いと思います
とか思うのですが、やっぱり番組のファンなら買ってしまうんでしょうね……
というか既に買っていると思うのです
ゲームセンター「CX」ゲームセンター「CX」
(2004/12)
不明

商品詳細を見る


ゲームセンター「CX」の番組本第一弾。


今となっては懐かしいクリエイターインタビューが載っています。
(最近、久々にこのコーナーが復活して堀井雄二がインタビューを受けていたけど)
当時、番組内でメインコーナーとしていた、クリエイターインタビュー(様々なゲームメーカーに赴き、実際にクリエイターにインタビューを繰り広げていくコーナー。人気作の開発事情や、開発秘話などを聞いていた)を活字として起こしたものです。

放送された番組内容と同じ内容で、しかも、ページ数の限界があるためか、インタビュー内容があちこち削られているというお粗末な出来
番組を見ていた人には何の面白みもないでしょう。


しかし、このクリエイターインタビューは、同番組のDVDにはほとんど収録されていないので、放送を見逃した人はこの本でしか読むことが出来ません
また、番組で放送された内容そのままであるということを置いておけば普通に「ゲームクリエイターのお話が聞ける本」として楽しむことができるので、その手の本が好きな人にはお勧めです

とはいえ、ゲームクリエイターのお話が聞ける本というだけでは、少々お高いお値段かもしれません。
カラーページとかあまり必要性ないと思いますし

時織人(ときおりびと)―小林智美ロマンシングサ・ガ画集時織人(ときおりびと)―小林智美ロマンシングサ・ガ画集
(1994/07)
小林 智美

商品詳細を見る


ロマンシングサガシリーズのイラストレーターとして、有名な小林智美。
彼女のイラストがふんだんにちりばめられた画集です。


残念ながらロマサガ3発売前の画集で、ロマサガ1と2しか収録されていませんが、美麗なイラストを所狭しと拝むことができます
もっとも、イラストの大半がキャラクターイラストで、イメージイラストは数点しかありません。
そして、キャラクターイラストをはじめ、収録されているイラストは、ロマサガ1・2の攻略本で全て閲覧することができるので、
この定価2400円、更に微妙にプレミア価格がついている高い画集を買ってまで見るほどの物ではありません。
ロマサガ1・2の攻略本であれば、古本屋で100円くらいで投売りされていますので

言うなればコレクターアイテム。

ただ、画集には、小林智美のコメントが寄せられており、

「あー、どーしよ、コッペリアがかわいいわ(はぁと)」

「小さくてかわいーわぁジャミル(はぁと)チュッ(はぁと)」

「モーソーの上にイラストができあがっているわけです」


などと、彼女のイラストからは想像もつかないようなミーハーな一面を見ることができる特典があるといえばあります。
ロマンシング サ・ガ大全集 (DigiCube Best Selection Series)ロマンシング サ・ガ大全集 (DigiCube Best Selection Series)
(1997/07)
不明

商品詳細を見る


ロマンシングサガ大全とは似て非なるデータベース本


ロマンシングサガ1~3のデータベースになっていて、
シリーズの登場キャラや装備品、地名がデータベース化されている他、簡単なシナリオガイドなどがついています。

あくまでデータベースであって、攻略などはありません。攻略本としては利用しかねますので、ご注意を。
先に発売されたファイナルファンタジー大全集と同じようなものです。
シリーズの敵キャラを比較したり、アイテムの強さの移り変わりを見たり、それなりに面白くはあります

しかし、シリーズたった3本の比較であり、
同じFF大全集がFF1~6までのシリーズをまとめあげ、更に上下巻2部構成で、更におまけでCD-ROMがついてくる

……というのに比べると、いささかスケールダウンを否めません

シナリオガイドなどは1シリーズごとに数ページしか用意されておらず、かなり簡略化されています。
とはいえ、シリーズのキャラクターやモンスターを一堂に介して見るのはシリーズの重みを知ることができますし、
FF大全集の「キャラクターの嫌い度」のような妙なパラメータをオリジナルに作っていることもありません。
シリーズのファンなら買っておいても良いかと思います。


どうせなら、サガシリーズ大全集とかにして、GBのサガシリーズなんかもまとめて欲しかったような気がしないでもないです

というか、GBのサガ1~3をひとまとめにしたサガ大全集を……
子どもにやらせたいゲームはこれ! [オフサイド・ブックス]子どもにやらせたいゲームはこれ! [オフサイド・ブックス]
(2008/03/19)
中村 一朗

商品詳細を見る


久々にすごい本を発見。
その名も「子どもにやらせたいゲームはこれ!!」
要するに親が子供にゲームを買い与える時のためのゲームの推薦文集です。


例えば、
歴史の勉強になる「信長の野望」
地理の勉強になる「桃太郎電鉄」
音楽の勉強になる「ポップンミュージック」

などなど……。
そのゲームが子供の成長に役立ちますから、オススメですよ……というゲーム紹介文を列挙しています。


しかし、その理由の大半が、もう「適当」「こじつけ」という罠。

それを抜粋していくと……。


○三國無双
「歴史の勉強になる」

いや、三国志なんて、学校の授業にほとんど出てきませんよ……
戦国無双の方がよっぽど日本史に役立ちます。
それに、この無双シリーズ、そこまで史実に忠実でもないから、間違った知識を覚える可能性は高いですよ……。

○おしゃれ魔女ラブ&ベリー
「キャラの着せ替えでファッションセンスを磨き上げることができる」

ファッションセンスって、こうやって磨くものだったのか……。

○脳を鍛える 大人のDSトレーニング
「子供の時から脳年齢を鍛えよう」

あながち間違ってはないけれど、このゲーム、20歳以下の脳年齢は測れない(どうやっても脳年齢20歳にしかならない)から子供には無意味
明らかにゲームの選択ミス。

○少年ヤンガス 不思議のダンジョン
「RPGで冒険心を育てよう」

そんな理由で推薦できるなら、どんなゲームでも推薦できませんか??
アクションやシューティングなら反射神経。
アドベンチャーなら推理力。
パズルなら発想力や観察力。

なんでもありじゃないですか。

○テトリス
「柔軟な発想力を……」
ほら、やっぱり。





という感じです。
子供にオススメのゲームを選ぶというより、今売れているゲームがいかに子供の成長の役に立つか……を説明する内容になっています。



むしろ、

母親「こら!!またゲームばっかりして……
ゲームするくらいなら、勉強しなさい!!」
子供「いや違うんだよ。これは、○○○をプレイして、○○○を学んでいるところなんだ!!」

と、子供がゲームをする時の言い訳のための模範回答集として使うのが一番正しい使い方ではないでしょうか。
ファイナルファンタジー大全集 VOL.1 下巻ファイナルファンタジー大全集 VOL.1 下巻
(2002/06/27)
不明

商品詳細を見る



FF大全集。
内容が濃いです。
良くぞここまでまとめたものです


いろいろな情報が載っているため、非常に楽しめます。


FF大全集とは、FF1~6の様々なデータベースや、フローチャート、オープニング・エンディング映像(PS用CDーROM)などが納められたFFマニア向けの本です

下巻の方は、タイトルガイドとPS用CD-ROM。

FF1~6のそれぞれの作品のストーリー紹介と解説をしています。

下巻の見所はなんといっても付録のプレイステーション用CD-ROMでしょう。
このCDには、過去のFF1~6の名場面集やら、過去のFFの懐かしCMが見れます。
あと、今となってはどうでもよいFF7のプロモーション映像とか

今となってはインターネットで簡単に見ることができるFFのCM。当時はこうやって見ることしかできませんでした。非常に感慨深いCDです。
名場面集は、FF1~6のラストバトルとか、重要シーンとかが納められています
なぜかFF5ではケルブの村の宿屋でケルブ料理をご馳走してもらい、徐々に外の羊が減っていくシーンが見所として収録されているのですが…。

これも編集部のセンスなのでしょう。
そのセンスは買います。


とまぁ、いろいろとほめてきましたが、今となっては昔の本で、改訂されたときにCD分が削除されてしまいました
なので、CDを手に入れたい方は、改定前の分厚いバージョンをお探しください。
ファイナルファンタジー大全集 VOL.1 上巻ファイナルファンタジー大全集 VOL.1 上巻
(2002/06/27)
不明

商品詳細を見る



FF大全集。
内容が濃いです。
良くぞここまでまとめたものです


いろいろな情報が載っているため、非常に楽しめます。

FF大全集とは、FF1~6の様々なデータベースや、フローチャート、オープニング・エンディング映像(PS用CDーROM)などが納められたFFマニア向けの本です

上巻の方は、データベースとワールドガイド。

いくつかのテーマについて、FFがシリーズを追うごとにそれがどう変化していったかを解説しています。
FF1~6の6作品全ての登場キャラ260人や、アイテム695種とか、モンスター1059種とか…。

(ちなみに下巻はタイトルガイドで、FF1とは? FF2とは? とタイトルごとに解説)

また、データベースのテーマも「キャラクター」「アイテム」「ジョブ」「モンスター」などの基本的な視野から、「文明」「クリスタル」などのFF特有の見解まで備えてあって、ただの攻略本のデータベースとは違った面白さもあります


キャラクターデータ集の中には、ヨーゼフに片思いの女(FF2)とか、サマサの村の村長(FF6)とか、フースーヤの弟クルーヤ(FF4)とか、サロニアのエンジニア(FF3)とか、細かいところまでキッチリとフォロー!! これはすごいですね。

モンスターデータ集も、ゲーム中では名前の無かったモンスターまで名前が出ております。
「封印を守る者」(FF5のムーアの大森林に出てきた4体組のボス)
モンスターデータにはモンスターの種族(植物系とか、精霊系とか)まで載っていて、ロマサガっぽいゲームになっても大丈夫!
モンスターの画像が無いのがちょっと惜しいです。



いろいろとほめてきましたが、この本、なかなか怪しい部分もありまして、

「ボキャル」(By FF1)がステータス補助系の魔法 ―――敵が唱えたサイレスの魔法を無効化することができる魔法(大全集の言葉をそのまま用いました) として分類されています。
一応、「ストナ」(By FF1&3)や「ブラナ」(By FF1)といった、石化回復魔法・暗闇回復魔法は状態回復魔法に含まれているのですが…

FF1では、「沈黙」状態のキャラに、ボギャルを使うと、「沈黙をやぶった!」というメッセージが出て、沈黙が回復するらしいので、とりあえず、スタータス補助ではないのですが、もし、大全集の文章を信用すると、ボギャルは「沈黙」を回復してしまうだけで無く、以降、「沈黙」に対するバリアを張ることに…。

本当なんでしょうか?怪しいですね。もっともFF1の魔法自体が怪しかったりするのですが

(でも、使えない魔法ですよね「ボキャル」


更にいえば、どうも上巻には、FF5の誤植が多いような気が…。自分がFF5好きでFF5への知識が偏っているから目だって見えるのかもしれませんが。

フォークタワーの解説文でFF6に登場と書かれていたり (正しくはFF5)。
初心者の館がFF6にしか登場しないことになっていたり (正しくはFF5にも登場)。
アントリオンがFF4にしか登場しないことになっていたり (正しくはFF5にも登場)。
ホバークラフトの解説文にエブラーナの洞窟に向かうために必要と書かれていたり。(正しくはアントリオンの洞窟。 というかこれはFF4)

編集部はFF5が嫌いなの?

もっとも、自分の持っている大全集は初版なので、重版のときに修正されているかもしれませんが…。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。