![]() | ルナティックドーン 2 (1999/12/17) Windows 商品詳細を見る |
僕が初めて買ったPCのゲーム。
僕がプレイしたのはPC98用のオリジナル版なので、相当昔…1995年くらいのゲームです。
自由度の高さがウリのRPG。
プレイヤーの赴くがままに、世界をうろつき、
好きな魔法を修得し、好きなダンジョンを進み、
好きな必殺技を組み、好きなパーティを組み、
好きな異性と結婚し、好きなように悪事ができる。
一応、「アンゴルモア」というラスボスは存在していますが、
そのラスボスを倒すことも自由。
ゲームの中で冒険者として、人生を過ごす……そんなゲームです。
しかし、PC98という化石のようなPC用の作品なので容量的にも限界があり、今のMMORPGなどと比較すれば、ボリュームは微々たるものでしょう。
ただし、それらと大きく違うのは、「寿命」というタイムリミット。
半永久的にプレイできるわけではなく、プレイヤーは「寿命」の中でしか活動できません。寿命がくればどう足掻いてもゲームオーバーになってしまいます。寿命ぎりぎりまで生きていられるとしても、老いというものが存在し、ある程度の年齢を過ぎると、どんどん貧弱になってしまいます。
ラスボスを倒そうとするなら、老化が始まる前に、挑まなくてはなりません。もちろん、一線を退き、仲間の手によってラスボスを倒してもらうこともできます。
限られた寿命の中でどのような人生を過ごすか。
人生の大切さを教えてくれたゲームです。
そして、最終的に、このゲームをやりすぎて人生をかなり浪費してしまったことに気づきました。
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![]() | BATTLE LINE (2009/06/30) Windows 商品詳細を見る |
簡単に言うと、陣取りカードゲーム。
ルールは簡単で、兵士や英雄などのキャラクターを配置し、相手本陣に侵入すれば勝利です。
カードの種類も豊富で、多彩なデッキが構築できますし、テンポがいいのでストレスも感じません。
プレイできるモードも色々あります。
更に、一人でプレイできるだけでなく、オンライン対戦もできます。
やりこみ要素も満載で実に充実しています。
至れり尽くせりですが、カード集めがちょっと面倒。
CPUとの対戦で、1ゲームにつき1枚~2枚しか手に入らない上、レアなカードを手に入れるには強いCPUに勝たねばならないので、ちょっとハード。
また、強いCPUというのは、思考回路が良いわけではなく、開始時のアドバンテージが圧倒的に有利だったり、デッキが「積み込み」状態だったり、デッキの投入数が制限されているカードを無制限に投入したりと、プレイヤーにとって理不尽な強さになっているのも難点。CPUの思考プログラムの煩わしさからか、CPUは「戦術カード」(普通のカードゲームでいう、スペルカードや魔法カードの類)を一切使ってきませんし。
イマイチ燃えない。
でも、正直、このゲームの魅力はそんなところにありません。
英雄と呼ばれるキャラカード。
こいつらです。
正確には彼らの元ネタです。
「勇者の馬パトリー」「龍のゴトウ」「半熟なる者エグマル」……彼らにはすべて元ネタが存在します。コンシューマーゲームという元ネタが。
彼らのカードを入手し、元になったゲームは何なのか。思いを馳せるのが楽しいのです。
ということで、よくできたカードゲームです。ケチの付けどころはあれども、無料なんだから、これで充分です。………って、あら、有料パッケージ版なんかが発売されているのね。しかも有料版では入手できるカードが追加されていると。なるほど、無料版で引っ掛けて、有料版を買わせる戦略ですね……いやぁ本当によくできてる。商売的にも。
※補足:このカードゲームは元々、ネット公開されているゲームで、無料でダウンロードしてプレイできるのですが、
新たに有料でパッケージ版が発売されました。パッケージ版には、新規で数枚のカードが追加されました。要するに、無料版では全てのカードが集まらず、カードコレクターは、必然的に有料版を購入せざるを得なくなるというわけです。
※補足2:無料版がDLできる公式サイト
http://www.8-senses.com/
※補足3:有料版追加カードはあまり強くないので、対戦時、無料版が不利にならないのは良心的。