![]() | ドラゴンバスター (1987/01/07) FAMILY COMPUTER 商品詳細を見る |



昔の僕は、いつもこのドラゴンバスターとドラゴンスレイヤーとを混同してしまう小学生でした。
もっとも、ファミコンのドラゴンスレイヤーはドラゴンスレイヤー4ドラスレファミリーしか発売されていませんが…。
さておき、このドラゴンバスターはナムコの横スクロールのアクションRPGです。
元はアーケードのゲームでしたが、それをファミコンに移植。
移植に当たってステージ数が膨大に増えました。
100ステージ以上。
普通はアーケードから移植されるとパワーダウンするのが普通ですが、こっちは気合が入りまくってます。
迷宮を進んでいったり、敵を倒して経験値を稼ぎレベルアップをするというRPG要素を持ったアクションゲームということで、アクションRPG。
でも、実際はアクション部分がかなり大きいんですけれどね。
アクションが難しいので、腕がないと、ゴリ押しも出来ません。
さて、このゲームの特徴といえば、まだあって、道の分岐点でルートを選択することにより、プレイするステージを選ぶことが出来るのです。
山のステージに行くか、迷宮のステージに行くか…。
見た目はだいたい一緒なのですが、出現する敵などが違うので、自分の得意なステージを選んで進むことも、ある程度可能です。
このあたりの自由度は高いですが、基本的なアクション部分が難しいので、到底クリアできません。
迷宮も意味もなく入り組んでいますし。
どこまでいけばクリアできるんだろう...と絶望感にさいなまれることもしばしば。
それだけにクリアできたときの喜びは一入ですが、それにしても難しい。本当に難しい。
というか、僕のようなアクションゲームが苦手な人にはとても無理。
普通に迷宮にも迷うし。
なお、これを単純にして簡単にしてボリュームを減らして音声を入れたら……あら、「ゾンビハンター」になっちゃいました。
ゾンビハンターも横スクロールアクションRPGで、ルート選択とかできますし、クリアには鍵が必要ですし…。でも、簡単なので、僕にはやっぱりゾンビハンターがお似合いのようです。
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![]() | ゾンビハンター (1987/07/03) FAMILY COMPUTER 商品詳細を見る |

アイスの懸賞でもらえたゲームソフト。
元々は非売品だったのに、人気があったのか、反響が大きかったのか、せっかく作ったゲームソフトを懸賞で配るだけでは勿体無いと思ったのか、一般販売されることになりました。
アイスの懸賞だった時から気になってはいたのですが、応募用紙を手に入れることが出来ず、悔しい思いをしていました。ので、中古ソフト屋に並んでいたときはうれしかった…!!同時に一般販売をされていたことを知らなかったので、何でこんなに売られてるんだ!?と、びっくりしたのですが。
さてさて、このゲームの特徴はなんといっても音声でしょう。ファミコンソフトなのに音声が!!
こういうのって衝撃的ですよね。
電源を入れるといきなり、「ハイスコア」!!という女性の声。これは製作会社の名前です。そして、「ずむびびんだー」という呪われたような声。いや、これタイトル名なんですけれどね。一瞬、2コンのマイクから誰かが声を出したんじゃないかっていうくらい音割れが激しくて聞き取りにくい声。
また、ゲームオーバーになると、さきほどの女性の声で「しっかりしろよ~」と罵倒されます。平和を取り戻そうとしている果敢な戦士になんたる心無い言葉を投げかけるのか…。
クリアしたら、例の女性が「おめでとう」と声をかけてくれますが、散々罵倒されつづけてきた僕の心の傷は癒えませんよ。
てか、肝心のタイトル名の音質が一番悪いんですよね。
で、音声で容量を使い尽くしたのかゲーム中に流れる音楽は最初のステージから最後のステージまで延々と同じ曲。違うのは店とボス戦くらいで、全部で4~5曲しか用意していないっぽい。
声の話はそれくらいにして、ゲーム本編。
このゲームは横スクロールのアクションRPGです。
画面を移動させていると敵が出現し、その敵を倒すことで経験値やお金やアイテムが手に入り、レベルが上がっていくのですが……。どの敵も攻撃方法が同じで、回避とかが異様に難しいです。いろいろな攻撃方法を試しますが、結局、反撃ダメージを覚悟して、ひたすら敵に近づき攻撃ボタン連打の連続になります。
最初の雑魚敵からラスボスまで全部コレ。
途中、魔法アイテムや爆弾などが手に入りますが、どれも使用制限つきなので、結局最後まで初期装備の剣が活躍することになります。
最初は、サクサク進むのですが、突然強敵が出現することがあり、適当に進んでいるとあっという間にゲームオーバー。「しっかりしろよー」と罵倒される羽目になります。適度な稼ぎモンスターを見付けてレベル上げをすると格段に楽になります。
ただ、レベルを上げすぎると、
次にレベルアップする経験値13000。
現在経験値13100。
とかで、現在経験値がNEXT経験値を抜き去る現象が出現し、戦闘が終了するたびに永遠とレベルがあがり続けるというバグに悩まされることになります。
こんなバグ、聖剣伝説1以来ですよ。
しっかりしろよ~。
何故かプレイ時間がカウントされていたり、
回復アイテムがアイスだったり、
出現した敵がいきなり壁の中にして倒しようがなかったり、
「氷の洞窟」を「こうりのどうくつ」と誤植していたり、
アクションRPGのくせにパスワードもセーブもなかったりして、
しっかりしろよ~と連呼したくなるのですが、
そこそこ楽しめました。
何気に分岐なんかもありますし、ステージ構成は一緒ですが難易度の高いB面も存在しますので何回も遊べます。
ただ、経験値稼ぎを覚えてしまうと格段に難易度が下がるので注意。
最高レベルなら、ラスボスとかも瞬殺です。
![]() | 神力契約者M&Y 1 (ジャンプコミックス) (2007/04/04) 暁月 あきら 商品詳細を見る |
「暁月あきら」の初連載作品。新人でありながら、かなりの画力を見せつけてくれました。
ただ、画力だけでは押しきれないのが、週刊少年ジャンプなのです。恐ろしいところです。
とりあえず、主人公に魅力がなさすぎる。「僕の考えた超強い主人公が、超スタイルがいい超美人に超モテモテで、超強い敵をバシバシ倒していく」設定で、主人公に魅力を感じるどころか憤りを感じさせるとか……かなりのやり手だよ暁月あきら。主人公のかっこよさが伝わらず、生意気なマセガキにしか見えない。実はイイヤツだけれど、それを補ってあまりあるほど鼻につくキャラクターなのは、かなりレア。
敵キャラにしたって、「災害獣」と書いて「サイガイスト」と読むとか。DSゲーム化とかカードゲーム化とかを狙ったかのようなモンスターで魅力がない。
奥の手に巨乳ヒロインを使ったお色気要素も持ち出して「ToLOVEる」の領土に侵攻したけれど、あざとすぎて、読者の心をつかめなかったという悲しい作品です。
単純にイラスト絵のスキルはある作家なので、次回作が原作付きとなったのはジャンプ編集部の見事な采配。
あまり見所のない作品ですが、「惜しい!」と思うところもありました。
それは、主人公の口癖が「うな!」だったこと。
これが逆の「なう!」だったら、時代を先取りしすぎた漫画として歴史に名を残していたかもしれなかったのに。
![]() | 爆笑人生劇場3 (1991/12/20) FAMILY COMPUTER 商品詳細を見る |



大体、ゲームの3部作というのは、
1で、ゲームの下地を作り、
2で、ゲームの完成度を高め、
3で、マンネリ化する。
というのが筋でして、
この爆笑人生劇場や、ワギャンランド、チャイニーズランドなどが例にあげられます。
そんなネガティブな前置きはさておき、この人生劇場3では、2に比較して格段にルートが増えました。
以前は「よく遊ぶ/よく学ぶ」 だったような分岐も、「進学コース/部活コース」で、さらに理系/文系 の区切りができたり、コースの途中で挫折して進学コースから帰宅部コースへ変更を余儀なくされることもあったり、途中で海外にでかけて一攫千金を狙う別マップがあったり、とりあえずボリュームが大幅に増えました。
さらに、ボリュームのアップぶりは、ミニゲームにもおよび、受験などの試験イベント用にクイズゲームが用意されているのです。
ただ、前作に比べ、1位で進むことが非常に有利になりました。
各ルート(小学校編や中学校編という区切り)で1位になると、賞金がもらえるだけでなく、パラメーターまでアップします。
これは、1位で早く通過した分、じっくり進んでいる人よりもパラメーターや恋愛度のアップイベントが少ないことに対する調整なんでしょうけれど、それにしても優遇されすぎです。
序盤で連続1位通過されたら、なかなか後半では追いつけません。
この辺は、もうちょっとバランスを考えて欲しかったと思います。
でも、全体的に完成度は高いです。
とはいえ、2から完成度は高く、基本的なシステムはまったく変わってないです…。
以降、SFCにプラットフォームを移しましたが、やはり、マンネリ化から逃れることは出来ませんでした。
ゲーム作りって難しいのね…。
![]() | ぷよぷよ通 (1995/10/27) SEGA SATURN 商品詳細を見る |
色々なハードに移植された「ぷよぷよ通」。
ゲームギアやスーパーファミコンなどでも発売されましたが、一番クオリティが高いのはサターン版でしょう。
ちょっとロードが気になるけれど、ハードがハードだけに綺麗。
6個消しなんかの対戦設定も可能。
ハイスコアもバッチリセーブ保存可能です。
基本的な内容は、他の機種のぷよぷよ通と一緒ですが。
っと、あやうくそれだけで終わってしまうところでしたが、サターンなので、無駄に特典がついてます。
特典の目玉はなんと言っても、音楽担当の田中勝巳氏が熱唱するライブ映像の収録。
これ、普通のユーザーが受け入れられるのかが非常に気になるところでしたが、意外とぷよぷよの熱狂的ファンの間では好評でした。
僕はどうも受け入れられなかったんですけれどね。スタッフの自己満足みたいな感じで……。曲もぷよぷよに直接関係ある曲じゃないし。
どうやら、僕はぷよぷよファン失格であることが判明しました。
せっかくついていて、勿体無いので1回見ましたが、それ以来、もう見てません。
………で、この数年後、コンパイルは倒産に追いやられるわけですが………まぁ、悪ノリもほどほどにしておくのが良いかと。
![]() | 瑪羅門の家族 1 (ジャンプコミックス) (1992/11) 宮下 あきら 商品詳細を見る |
「魁!男塾」の宮下あきらが「魁!男塾」の次にジャンプで連載した作品。
「相手の体を操る」という技能を持った主人公一家が、その技能をもって悪を裁く……という「必殺仕事人」タイプの復讐代行業ストーリー。
人情もの、熱血ものとしてスタートしましたが、あまりにも「魁!男塾」でのイメージが強すぎて、そのギャップに悩まされた人は数知れず。そもそもキャラクターデザインが男塾キャラのまんまなので、男塾的展開に期待するなというのが無理があります。最終的には、露骨にテコ入れが始まり、バトル漫画へと変貌を遂げましたが、時すでに遅し。「本当の戦いはこれからだ!」で打ち切られてしまいました。
個人的には、序盤の復讐代行業編がそこそこ楽しめただけに、後半のバトル編は残念でした。
だって、体を操る技なんて「魁!男塾」で普通に使われていたし。しかも、主人公も使えたし。しかも、主人公に「この技は外道な技だから、習得していたけれど使わなかったし、これからも使わない」と云わしめた技だし。
大作で染み付いたイメージを払拭するってのは大変なんだ……ということを思い知らせてくれた作品です。
なお、敵の先祖が「明智光秀の体を操って織田信長を討ったのだ!」というトンデモ設定や、
ラストに登場したボス3人のうちのAを倒したところで、何の脈略もなくBが裏切り、Cを瞬殺してしまうという帳尻合わせなど、
打ち切りマニアにはたまらない見所も持ち合わせていますので、マニアの方はご安心ください。
![]() | ゴルビーのパイプライン大作戦 (1991/04/12) FAMILY COMPUTER 商品詳細を見る |

元ソヴィエト連邦のゴルバチョフ大統領(愛称はゴルビー)が主人公のパズルゲーム。
キャラゲーですが、人選の間違え方は「ゲバラ」と匹敵するでしょう。
もっとも、いざゲームを開始すると、ゴルビーはまったく画面に出てこないのですが。
ゲームストーリーもおかしな話です。
ゴルバチョフ大統領が、日本とロシアの間にもパイプラインをつなぐという虚実無根なストーリー。しかも、パイプラインで送られるのは石油などではなく、水です。
水なんか送ってもらっても要らないという日本人の意見は無視して、大統領は、ありがた迷惑にも、パイプラインをひくことにしました。
さてさて、パズルゲームとしては、上から降ってくる水道管の向きを変えながらつないでいき、左端から右端まで水を通せばそのパイプが消えるオチものパズルになっています。
製作は、ぷよぷよでお馴染のコンパイルが手がけているので、パズルらしいゲームにはなっていますが、ぷよぷよに比べて圧倒的にパズル性は薄いです。
水道管をつなぐパズルができたので、ゴルバチョフ大統領と絡めてこのパイプライン大作戦というゲームに仕立て上げたのか、
ゴルバチョフ大統領のキャラゲーを作ろうというアイデアから、ゴルバチョフ→パイプラインってことで、この水道管をつなぐパズルゲームを思いついたのか、
そのあたりはわかりません。
後者なら、製作スタッフは、かなりぶっとんだセンスの持ち主だと言えるでしょう。
いや、ネタとしては最高ですが。
![]() | ぷよぷよ 【ゲームギア】 (1993/03/19) No Operating System 商品詳細を見る |
ゲームギア版の話。
こいつのためにゲームギアと通信ケーブルを買いました。
当時、携帯ゲームで「ぷよぷよ」と言えば、このゲームギアでした。
(もっとも、発売当初はメガドライブ版とゲームギア版しかありませんでしたけれども)
ゲームボーイ版も後に発売されますが、当時は、白黒。
ゲームボーイカラーすらない時代です。
そりゃあ、ゲームギア版にしますわな。
ドットが小さくて、ぷよの形がしょぼいけれど、ぷよぷよにおいては、色さえ分かればOKでしたから、気になりません。
「ひとりでぷよぷよ」も完全再現。
ちゃんとステージ前の漫談も入ってます。
僕が中学の頃は、通学のバスの中で友人といつも対戦してました。
かなり遊んだので、ゲームギアや通信ケーブルを含めても、元は取れたと思います。
唯一の弱点は、ゲームギア本体がでかいので、携帯性に劣っていることでしょうか?
ポケットには決して入りきらないサイズ。
![]() | 「ドラゴンクエスト」ゲーム音源大全集2 (2009/10/07) すぎやまこういち(音楽) 商品詳細を見る |
ドラゴンクエストゲーム音源大全集シリーズの第2弾。
第1弾がFC版、第3弾がPS版ということで、第2弾はSFC版ドラゴンクエストの音源を収録しています。
しかし、第1弾、第3弾と比べると見劣りします。
なぜならば、このサントラに収録されている曲に新録曲が全く無い。
第1弾には携帯ゲーム音源、第3弾にはGB版音源という、他のドラクエサントラには無いオリジナル要素があるというのに、第2弾にはそういうオリジナル要素がない。
全曲が過去のサントラからの再録な上、容量の都合上、ループ回数が減っています。DQ5なんてサウンドストーリー(効果音付きのメドレー)にされてるし。
まぁ、SFCで発売されたドラクエが一番多いので仕方ないです。
(FC→DQ1・2・3・4
SFC→DQ1・2・3・5・6
PS→DQ4・7)
結論を言うと、あえてこの大全集2を買う必要はないかと。
買うなら、SFCのオリジナル音源に加えて、オーケストラ版の収録されている交響組曲シリーズを単品で買おうぜ!
ということで。
満足度は低いですが、曲に不満があるわけではないです。収録の形が不満なだけです。
![]() | メタルマックスリターンズ (1995/09/29) SUPER FAMICOM 商品詳細を見る |
メタルマックスシリーズは、そもそも、荒れた世界を旅するRPGで、戦車に乗って冒険できるシステムや、賞金首のシステムなどが非常に斬新です。
戦車1つを取っても、砲台をとりつけたり、エンジンを交換したり、軽量化して積載量を増やしたり…。
更に、途中でパーティーが全滅してしまったら、そこに戦車が置きっぱなしになってしまって、それを取りに行かなくてはならなくなったり、戦車をレンタルする店があったり。
戦車をゲームに導入するに至って、かなりの凝り具合です。
凝ってるだけにかなり強いです。
戦車から降りて、ダメージ10しか与えられないような敵にも、戦車から砲撃すれば一撃で70を超えるダメージが与えられますし、敵からのダメージも9割くらい減らせます。
戦車最高! とか言って、戦車に全財産をつぎ込んで強化していると、戦車から降りて進まなくてはならないダンジョンが出てきたりして、凹みます。もちろん、中に入るとあっさり返り討ち!
そして、賞金首のシステムもイカス。
このメタルマックスの世界には、賞金が賭けられているボスモンスターが存在します。それを倒すことで、賞金をがっぽり貰えます。
その賞金首の出現場所は、非常に満載で、情報もろくに得ずにフィールドを歩いていると、いきなり、ボスの曲とともに賞金首が登場。ろくな準備もしていなかったり、レベルが違ったりして、瞬殺されることもしばしば。情報の重要さを教えてくれます。
こういった、メタルマックスシリーズ独特のシステムに加え、このリターンズは、手に入れたアイテム1つ1つのデータが登録されるというコレクター向けのシステムが存在!!
そのアイテム収集のために、レアアイテムを落とす敵ばかりを狙って何度も倒すわ、ミニゲームに数万G賭けて没頭するわ、地面を1マス1マス調べていくわ…。
時には、レアアイテムが当たりつき自動販売機の景品アイテムになっていることもあります。
「オレは、自販機のアイテムが欲しくて買い物してんじゃねぇんだよ!景品が欲しいんだよ!景品が!」
その景品アイテムを手に入れるために、自販機でアイテムを買っては捨て、買っては捨てを繰り返すこともしばしば。
昔のビックリマンチョコ・今のチョコエッグのような扱いを受ける自販機アイテム……。それも、アイテムコレクションのためです。
そして、無駄に金を使えるようなシステムも健在!
金で育つペットや、高級インテリア、そして、恵まれない学校に寄付。
はっきり言うと、自己満足のためだけにあるシステムが満載です。
ゲームをやり始めると、アイテムを売るのが勿体無いとか、全部アイテムを回収したい! レベルを最大まで上げきりたい!
とか、極めたくなる人にピッタリです。
ゲームバランスは少々、厳しいかもしれませんが。