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竜童のシグ 1 (ジャンプコミックス)竜童のシグ 1 (ジャンプコミックス)
(1995/11)
野口 賢

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少年ジャンプには珍しい、太い線のゴツゴツな作風のバトル漫画。
相手の骨を抜き取って攻撃するという、世にも珍しい必殺技「抜骨法」を使う少年が主人公です。



今までのジャンプ漫画の主人公の必殺技といえば、相手をぶっ飛ばしたり、斬り裂いたり、破裂させたりエネルギー波で爆殺したり………と、ド派手な技がメインでした。一方で、この抜骨法は相手の骨を抜き取り、骨抜きにする技。腕や上半身がぶらんぶらんになって終了です。地味です。
でも、この抜骨法という技は、当時の僕には未知の必殺技であり、非常に魅力的に映りました。抜骨法に魅了された僕は、この漫画を毎週楽しみに読んでいました。

しかし、この漫画は突然の急展開を迎えます。
当時打ち切りのシステムがあまり分かっていなかった僕には衝撃的でした。


特に衝撃的だったのがラストバトル。
ラスボスの城を単身で進む主人公の前に、竜童九戦鬼という9人のボスたちが一堂に登場します。いきなり1対9の絶望的な状況をいかに打破するのか……?
と思った次の回、ラスボスの城が墜ちた後から物語は始まります。一体何が起こったのかと思いながら読み進めていくと、どうやらラスボスが倒された後だったようです

なんといきなり時間が飛び、竜童九戦鬼はおろか、ラスボスまで倒した状況になっているのです。
「この漫画の中では、この世の時間が消し飛び、すべての読者はこの漫画を読んだ足跡を覚えていない!
結果だけだ!この漫画には結果だけが残るッ!」

なんというキングクリムゾン状態。
いや、このマンガの方が先だから、キングクリムゾンがむしろ「竜童のシグ」状態ですか。


まぁ打ち切りだから仕方ないのですけれど。
ただ、打ち切りとはいえ、実に潔い飛ばしぶりです。結末をしっかり描き、「本当の戦いはこれからだ!」にしなかったのは、好印象。「終わりよければすべてよし」です。多分。


一応、コミックスで時間の飛んだところを多少補完していますが、竜童九戦鬼の死に姿が追加されたくらいでほんの1%くらいです。99%は飛んでます。
むしろ死に様が追加された分、哀れだというか、むしろ気になるというか。


打ち切りが本当に勿体無い作品でした。ラスボス城に突入してからの主人公の無双ぶりなんかも面白かったですし、そこそこの良作だったと思います。しかし、地味なバトル漫画の顛末はこんなものなのですね…現実は非常です
コメント
この記事へのコメント
>akiさん
ジャンプで最後まで話が進まないうちに連載が終わること(要するに打ち切り)があるのは分かっていましたが、まさか、話の途中をすっ飛ばして、結末を描く漫画があるとは思わなかったので驚きました。
割と好きな漫画だったのでショックでした。

「惑星をつぐ者」はジャンプ短命漫画界でもトップクラスの作品だと思います。
そのあと作者がちっとも大成しなかったのが残念で仕方ありません。もっと評価されてもいいはず。作者さんは今でも細々と漫画家業を続けて下さっているので、いつか日の目を浴びる時がくることを願っています。

今後もたびたび90年代のジャンプ短命漫画のレビューを書くと思いますのでご期待下さい。とはいえ大したものではありませんが。
2010/01/18(月) 23:32 | URL | anywhere #-[ 編集]
 当時そのふっとばしたラストバトルを読んで???となった記憶があります
友人もわざわざ電話して私にどうなってるのって聞いてきましたなー
今週水曜か木曜あたりにジャンプまた出てたのかと
きっと人気がなかったから強引に終わらせたんだよと言っておきましたが、
確か後日談分の一話がその次の週にちゃんと連載されてましたよね
それ描くならちゃんとバトル描けよと思いましたが、9人は無理か・・・と、
子供ながら何とかまとめようと頑張ったんだなと納得しました

てかまさかここでこれと惑星をつぐものが出るとは!
2010/01/17(日) 16:56 | URL | aki #mhQZtlZc[ 編集]
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