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タクティクスオウガ (1)タクティクスオウガ (1)
(2000/02)
松葉 博

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まさかのロウルート選択!!


名作シミュレーションゲーム「タクティクスオウガ」のコミックス版です。ガンガンWINGでの連載作品。
タクティクスオウガで、もっとも選ばれにくいロウルートを敢えて選択している当たりが通好み

ゲーム版「タクティクスオウガ」では、バルマムッサという町において、
「罪もない人を戦争に利用するために虐殺する or しない」
という選択で、「虐殺する」を選ぶとロウルートに突入します
普通の少年漫画なら、主人公が正義感を飾し、ヒロイックな選択をするものです。
そこを敢えて、苦渋の選択をして、虐殺に加担するところが渋い!!
おかげで、主人公がことあるごとに悩みます。
これでこそタクティクスオウガ!

ロウルートだからこそ、単純な英雄物語にとどまらず、タクティクスオウガの濃密なストーリーが映えていると思います。
このあたりは、同じ雑誌(ガンガンWING)に「ファイアーエムブレム」のコミカライズ作品も連載されていたことも、理由にあるかもしれません。
王道ストーリーを歩む「ファイアーエムブレム」と、真逆の、ダークストーリーを歩む「タクティクスオウガ」 という区別を図る要因で。

単純にゲーム内容をコミックスに書き下ろしているのではなく、
ゲーム中ではストーリーに絡むことの無かったサラが、メインのキャラになっていたり
(ロウルートでは、アロセールが仲間にならないしね。)
オリジナルの仲間としてのフェアリーが出てきたり、
ヴォルテールが活躍してなかったりと、
ゲーム中より個々のキャラクターが魅力的になってますし、
なにより主人公の苦悩っぷりがにじみ出てます
ストーリーのフォローも出来ているし、ゲームとはまた別の面白さがあります


と、非常に期待のできる作品だったのですが、
物語は2章にて未完のまま終わってしまいました
当初から、2章で完結の予定だったそうですが、まぁ、主因はどう考えても「エニックスお家騒動」ですわな
この漫画版「タクティクスオウガ」の作者・松葉博は、このタクティクスオウガ最終話を掲載後、すぐさま他社に引き抜かれ、別雑誌での新連載を開始します。


どちらにせよ、「タクティクスオウガ」という名作ゲームのコミカライズ作品がこのような中途半端な完結になってしまったのは非常に残念です。
3章はともかく、4章からは濃厚なストーリーとなるので、是非とも最後まで書ききって欲しかった……。
「ひぐらしのなく頃に」みたいに、ロウ・ニュートラル・カオスの3ルートを、ガンガン系雑誌3誌で合同連載して………みたいな妄想を描いていた頃が懐かしい


ちなみに、今では、「タクティクスオウガ」はスクウェアの権利作品であり、漫画版の連載されていた「ガンガンWING」は、エニックスの出版雑誌なので、
コミック版「タクティクスオウガ」は、いかにも「スクウェア」と「エニックス」の合いの子という感じですが、
連載は、スクウェアとエニックスの合併前のことです

……まるで、スクウェアとエニックスを巡りあわせたかのような作品ですね
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