ゲームや漫画やゲームサントラのレビューのようなものの寄せ集めブログです。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | Page Top↑
[タグ未指定]
ライブ ア ライブライブ ア ライブ
(1994/09/02)
SUPER FAMICOM

商品詳細を見る



このゲームは、スクウェア×小学館 というとんでもないコラボ作品でありながら、メジャーになりきれなかった不遇のRPGである。


コラボの豪華さから、メガヒットが確定されていたにもかかわらずセールスは他のスクウェア大作に比べると、二三歩劣ってしまっている。
非常にもったいない。

見た目の豪華さにセールスが追いついていないとはいっても、決して作品の内容は悪くない。むしろ、傑作と言える完成度である。
それでなぜ売れなかったのかというと、最大のウリであった、小学館とのコラボであることが仇となった
何故なら、当時のスクウェア作品の宣伝にもっとも効果を出していたのが集英社の週刊少年ジャンプであったためである。小学館とのコラボ作品である、このライブアライブは、当然のごとく、スルーされていた。
さらに、運の悪いことに、発売された1994年はFF6が発売された年であり、その年の末にはセガサターンやプレイステーションが控えていた
発売時期もまた不遇という、非常に惜しい作品である。
そして、今現在でも、リメイクなどを待ち望む声が上がっているが、やはりここでも小学館とのコラボが足枷となり、版権の問題で、リメイクも移植もできない、まさに夢幻の作品となってしまっている。


前置きはこれくらいにしてゲーム内容についてだが、
ほぼ全ての要素において、従来のRPGとは一線を画した出来となっている。

まずは、バトルシステム。
シミュレーションRPGと融合したかのようなバトルシステムは、今までにない斬新なもので、戦略性が高い。
効果範囲の概念や、発動時間の概念などを取り入れながら、MP制度を撤廃し、ノーコストで技が使えるなど、ドラクエやFFとは違ったバトルシステムとなっており、それでいてバランスが取られている

そして、シナリオも秀逸。
最初から7人の主人公・7つのシナリオを選ぶことができ、それぞれ違うストーリーをプレイするわけだが、
この7つのシナリオ、ただ単にストーリーが違うだけではなく、どのシナリオも違うシステムが取り入れられており、飽きさせない。
例えば、
幕末編は、普通のダンジョン攻略であるが、ランダムエンカウントの戦闘はなく、城にいる敵を次々に暗殺していくシナリオとなっており、どの順番で攻略していくのか、考えさせられる。其の上、MAXの100人斬りを目指したり、最小の0人斬りを目指したり、やり込める要素もある
SF編は、なんと最終ボス戦以外の戦闘がない。アドベンチャーゲームのように、謎を解き明かして、真相に迫るシナリオとなっている。
現代編は、逆に、戦闘以外の要素を排除したシナリオで、ひたすら対戦相手を選択して戦っていく。対戦相手の使ってきた技をラーニングすることができ、どの順番で対戦していくかで、難易度がまるで変わってくる。
原始編は、アイテム合成や、においによる索敵のシステムがメインになっているし、
西部編は、トラップ作成でいかに敵の数を減らすかという、ミニゲームのような内容がメインとなっている。
というように、どれも個性的なシナリオとなっていて、そのバリエーションを楽しむことが出来る。
スタッフがRPGの枠に捕らわれることなく盛り込んだ文字色アイデアが光るシステムがそろっていて、どのアイデアも、恐ろしく完成度が高い。

そして、ストーリー。特筆すべきは、7つのシナリオをクリアした後に始まる8つ目のシナリオ。
RPG史上、例を見ないような凄惨なストーリーとなっており、従来のRPGに向けたアンチテーゼのようなストーリー展開は、プレイヤーの多くを驚嘆させ、トラウマへと結びつけた
そしてそこから繋がる9つ目のシナリオもまた、メッセージ性が強く、プレイヤーを考えさせた。

もちろん、それらを盛り上げる下村陽子作曲による音楽も完成度は高い。特にボス曲「MEGAROMANIA」は、ただでさえ、良質なストーリーを更に引き立てる極上の一曲。単体で聞いても良曲だが、ゲーム中で聴いた時のインパクトは比ではない。

それでいて、隠し要素も多く、やりこみ要素も多く、多くのプレイヤーがはまり込んだ。
非常に完成度が高い作品。
未だにドラクエやFFの影に隠れて、メジャーになりきれていないのが非常に惜しまれる名作
未プレイの方は、今からでも遅くないので、プレイしてほしい。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://ff35.blog72.fc2.com/tb.php/543-60e89104
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。