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愛蔵版 女神転生 デジタル・デビル・ストーリー (fukkan .com)愛蔵版 女神転生 デジタル・デビル・ストーリー (fukkan .com)
(2005/07)
西谷 史

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ゲームの女神転生シリーズの元となった西谷史作の小説・デジタルデビルストーリー女神転生。
元になっているのは、一番最初の「デジタルデビルストーリー・女神転生」(以下、「女神転生1」)だけで、それ以降の「女神転生2」「真・女神転生」「デビルサマナー」「ペルソナ」「魔神転生」「ラストバイブル」などなどとは関わりがありません


小説「デジタルデビルストーリー」の主人公・ヒロインである、中島朱実・白鷺弓子が、ゲーム「女神転生1」の主人公・ヒロインで、
小説「デジタルデビルストーリー」の宿敵である、ロキ、セト、ルシファーなどが、ゲーム「女神転生1」のボスとして登場します

ゲームは、小説版の設定が元になっているだけで、ストーリーなどが大きく異なりますが、小説の内容をうまくアレンジしている良作です

と、ゲームの「女神転生1」の話をしましたが、
ここからが本題。小説版の「デジタルデビルストーリー」についてですが……。

いやぁ、もうゲーム化されてよかったね!
確かに、日本・西洋・中国・インドなど世界の国を問わず、様々な国の神や悪魔や魑魅魍魎が登場し、互いの支配や権力をぶつけ合い、また人間もそれらと戦ったり協力したりする……そういう世界観を創り上げたことは、西谷史の多大なる功績ですし、
女神転生シリーズの礎を創り上げたこともまた、素晴らしい功績です。

ストーリーも良く出来てます。
全世界の人間の命よりも、たったひとりのヒロインを選んだ、純粋な主人公のナカジマくん世界の人間からしてみたらたまった物じゃありませんが、それだけ深い愛をヒロインに注いでいたという描写です。
また、主人公の血縁だからという理由で罪もないのに処刑されてしまうナカジマくんの親。処刑されながらも息子を信じる姿には胸を打たれました
割と過酷で残酷なエピソードが多いですが、それもまた1つの持ち味
レイプシーンがやたらと出てくるのもまた持ち味

そんな読み応えのある小説ですが、問題が1つ。
ここまで盛り上げておきながら、未完であること
デジタルデビルストーリーシリーズが全3巻、続編の新デジタルデビルストーリーシリーズが全6巻。
(愛蔵版だと、3冊ずつが1冊にまとまって全3巻になっています)
これだけ出ていながらにして、未完なのです。
しかも、かなり中途半端な終わり方。
作者も続きを書く意思がないらしく、愛蔵版などで加筆修正を加えながらも、結末はやっぱり未完です
ラストになっても大ボスであるルシファーも健在ですし、
人間たちの新勢力が登場したり、新たな怨霊が登場し三つ巴となりかけたりと、新展開を見せますが、未完です
9冊目の最後に、突然、主人公とヒロインが結ばれます
ストーリー的には何の解決もしていませんが、二人が結ばれたので終わりらしいです。作者によると。
ジャンプの打ち切り漫画かよ!!

いや、続きを書くチャンスはあるはずなのに、それを棒に振っているあたり、ジャンプの打ち切り漫画よりひどい。


ということで、モヤモヤが解決しません。
僕が、この小説の存在を知ったのは絶版後で、古本屋をめぐり周り、5年かかってようやく全9冊を全て集めたというのに、未完で完結してしまったので、未だにすっきりしていません
小説自体は面白いかもしれませんが、後読感がまったくよろしくないのでオススメできません。
購入するときは、未完のまま終わるということを念頭においてお買い求めください
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