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サガ3時空の覇者 Shadow or Light オリジナル・サウンドトラックサガ3時空の覇者 Shadow or Light オリジナル・サウンドトラック
(2011/01/12)
ゲーム・ミュージック

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サガシリーズでおなじみの伊藤賢治と元々のサガ3の作曲担当をしていた笹井隆司のタッグで送るリメイク版「サガ3時空の覇者」のサウンドトラック。


なんといっても、注目は10数年ぶりにゲーム音楽業界に復帰した笹井隆司でしょう。長いブランクがあったわけですが、さて復帰第一弾の仕事はどんなもんだろう?お手並み拝見!と思いながら聴いてみたら………。
全く衰えていません。というか、ゲーム音楽を提供していた当時のまんまです。全くブランクを感じさせません。これはかなり安心しました。
かつて笹井隆司が担当していた「ルドラの秘宝」というゲームがあるのですが、その頃の笹井隆司そのものです。
あまりにもルドラすぎて、笹井隆司に惚れ込んだ人が「笹井隆司っぽさ」を追求して導き出したかのようなアレンジ。本人なのに。


前置きはこれくらいにして、楽曲の方に話を移すとします。
まずは、旧作であるゲームボーイ版サガ3に使われた曲のアレンジです。
旧作は、音源・容量共に制限された中で作られた音楽……ということで、非常にループが短い曲ばかりでした。1分足らずでループする曲とかザラ
それが、今回は容量もたっぷり増えたDS、音源の制約もそれなりに解除されて本気のサガ3が味わえます。
まず、非常に短かったループにフレーズが追加されることで、それなりの長さになり、聴き応えが増しました。1ループが、30秒くらいの長さしか無かった曲が数分まで伸びてます。単純に伸ばしただけでなく、曲にあった伸ばし方をしているので、不自然さはありません。頭にすんなり入ってきます。
アレンジにあたってオリジナルの作曲をしていた笹井隆司には、「サガ3の楽曲の完全版を作るつもりで」と、注文が入ったそうですが、まさに完全版といえるでしょう。
音源も、DSで聴くとハードの制約上音質に難が出ていますが、サントラで聴けば全く別物。かなりのクオリティ。

そして、アレンジの方法ですが……。
まぁ、多少の賛否両論はあると思います
ゲームボーイにあった重低音が活かされず軽くなってしまった曲(→「ラグナの宮殿」)や、かなりのアレンジで原曲が行方不明になってしまった曲(→「異次元の神々」)、アレンジによりイメージが変わってしまった曲(→「異次元のテーマ」)など、大幅なアレンジが施されることで原曲とはかけ離れてしまったので、それに対して賛否両論が出るのはやむを得ないことだと思います。
しかし、曲単品で批判的な意見は出ると思いますが、全体的なクオリティとしては肯定的に捉えても良いかと
批判のやりどころとして真っ先に挙げられる「異次元のテーマ」はゲーム内での使いどころを考えれば「ぴったりなアレンジ」ですし、「異次元の神々」も元々パッとしなかった曲なのでこれくらいの大胆なアレンジもアリでしょう。やっぱりパッとしないけど。「ラグナの宮殿」は納得いかない

一方で、よくなった曲もたくさんあります。
「戦!」「要塞」「ステスロス」「神戦」などは迫力が増しました。
「異郷の町」「聖なる遺跡」などは印象の薄さがなくなりました。
ナイスなアレンジです。

特に「神戦」はラスボス戦の曲ですが、新規追加されたフレーズが心を捉えます。いかにも「最終決戦!」というクサさがあります
個人的には大好きです。このクサい戦闘曲!!

そして、新たに追加された楽曲。
新規追加された曲の大半が「バトル曲」という、サガらしい容量の分配。(旧作でのバトル曲数3曲→リメイクでのバトル曲数7曲)
この新規バトル曲の半分が伊藤賢治。半分が笹井隆司の担当となっています。
まず、伊藤賢治が担当している曲はいかにも最近のイトケンという感じで、サガシリーズっぽさが顕著に表れていますリメイクサガ2の時のまんま。リメイクサガ3がリメイクサガ2をベースに作られているので違和感がまったくありません。
一方で、笹井隆司の戦闘曲ですが……。
チクショーッ!好みすぎる。ツボを突きまくってる
笹井バトル曲の1つ「真・神戦」。これは、前述の「神戦」の続きにあたる曲。アレンジ前の神戦のループがやたらと短い(30秒)ことを利用し、イントロに神戦の部分を使用。そこからオリジナルの曲になっています。これがハードなロックアレンジで、これぞ「笹井節」という感じになっています。この曲が使われるラスボス戦が盛り上がらないハズがない!!
そしてもう1つ「決意の狭間」。これは、イベント曲「時空の狭間」のアレンジになっています。忘れていたよ……笹井隆司が「フィールド曲をバトル曲としてアレンジするプロフェッショナル」だということを……。その忘れていた特徴を一気に思い出させてくれました。この笹井隆司は本物だ!!

非常に素晴らしい楽曲です。
レビューとしては「笹井隆司最高」ってことしか伝わらないかもしれませんが、概ねそのとおりです

余談ですが、異郷の町が笹井隆司アレンジだったのが意外。伊藤賢治だとばかり……。こんなアレンジもできるなんて、単純に帰ってきただけじゃなくて、進化もしてるんだね、笹井隆司!!
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